こんにちは。
前回のブログ、『ビジネスや交友関係で大事にしたいのはこんな人!ついて行きたくなるタイプ5選!』の続きです。
今回はタイプ③〜⑤をご紹介します。
タイプ①〜②までのお話しは、以下のリンクよりお読み頂けたらと思います!
それでは、タイプ③からいってみましょう!
今回もよろしくお願いします。
③適度にドライな人
ちょっと冷たい人?というイメージがあるかもしれませんが・・・
適度にドライな人の方が、仕事がやり易くありませんか?
個人的には、プライベートな部分にズイズイと踏み込んでくるようなタイプは、仕事をするにはちょっとしんどいかなって思います。
ドライの逆で、ウエットな人とでも呼びましょうか。
ウエットなタイプの人って、一見、面倒見が良くていい人という印象を受けるかもしれません。
積極的で人間が好きで仲良くしたいという心の表れでもあるから、誰とでも仲良くなれる(人に怖じない)という人当たりがよさそうな方が多いんじゃないかなって思います。気はとっても効くかもしれませんね。
個人的な付き合いであれば、合う人もいると思います。
しかし、仲良くなるとビジネスに関係のない話しをしてきたり、SNS交換を迫ってきたり・・・と、ズイズイ踏み込まれてくるとちょっと面倒になります。
そして、誰とでも仲良くなれるということは、人たらしの一面もあるとも言えます。人の本音を引き出したり心を開かせるのが結構上手。だからこそ職場で友達も多いって事です。
うっかりプライベートな内緒話をしたら、他の誰かにその話しが漏洩することは避けられません。相手は何せ、職場の皆と仲が良いわけですから。
「ここだけの話しね!」という前置きで話すことは、必ず誰かに知られると思ってください。
職場で「あなたにだけ相談する。内緒にしてね」と相談することは、「誰かにこっそり言っていいよ」と言ってるのと同じです。水面下で噂になってほしい事だけにしましょう。
すごく口が硬い方であっても、最低でも連れ合い(配偶者、恋人)には話すと思いますよ。汗
「みんな仲良く」は悪いことではありませんが、ある意味、いろんなことが筒抜けでもあり、いろんなことを皆で足踏み揃えなくてはならなくなります。
人は人、自分は自分。そう割り切ってる人の方が一緒に働いていても安心します。
しかし、ウエットタイプは、やはりフレンドリーで好意的であり、そして職場のムードメーカーとしては、一役買っていることもあるのは確かです。
ドライな人は、それの逆ということ。
見た感じはやや微妙(笑)かもしれません。
職場のムードメーカーとはかけ離れているかもしれません。
もしかしたら、職場の人気者、というタイプとは真逆だったりするかもしれません。
愛想がないタイプに見えて、初めて話す時にはこちらがちょっと緊張してしまうかもしれません。
でも、気にしなくって全然良いのです。
適度にドライな人は、自分のことをあれこれ詮索されたり踏み込まれるのを嫌います。
相手に良く思われたいという欲求があまり無いので、愛想を振りまかないだけ。相手を嫌いだからということでは全くありません。
冷たい言い方で表現すると、「興味を持ってもらわなくっても別にいいよ、別にこちらもあなたに興味は持ってないですから。」と、いうことなんです。
でも、そんなタイプの人には、こちらがあれこれ気を回したり気を使ったりする必要がないので、楽です。
相手がそれを求めていませんからね。
その人自身が構ってもらうことを必要としてない分、こちらのプライベートに踏み込むこともしません。余計なお節介もしません。
密な信頼関係を築こう!と熱くなって、無駄な付き合い時間を増やしたりもしません。
「構ってあげないといけない人」って、面倒じゃないですか?
同い年の友達でも、年下の後輩でも、恋人でもそうなんですけど、職場の先輩や上司でも、実は「かまってちゃん」って人、結構いますよね。
先輩だから後輩への指導だ、なんて本人たちは思ってるのですが、実際は周囲に気を遣わせ、「お守り」をしてもらっている、なんて人も中にはいるかもしれません。
ドライなタイプの人は、お守りの必要がありませんが、こちらをお守りしてくれるわけでもありません。
日頃のケアやフォローは期待できませんが、しかし、何かあった時こそ前に立ってくれるという事も多いです。
普段、あれこれ周囲に気を遣ったりせずマイペースで行動している分、ここぞという時、周りが萎縮しているような場面では、一番冷静で堂々としていたりします。
「〇〇さん、実はすごいっすね!全然知らなかったです!」
なんて、周囲が驚いてしまったり。
それも、普段ドライだから目立つのかもしれませんけどね。(笑)
でもね、ビジネスの名刺交換場面でも、本当の本当にすごいような人って、名刺出さないんですよ。
さら〜っ、としてて、なんか周りに無関心そうな感じ。その辺のオッサンだと思って話しかけて、趣味や特技が同じだったりして意気投合して、後々になって「え?!そんな凄い人だったの?!」みたいなこと。よくありませんか。
本当に頭の良い人って、自分で「頭いいですよ」というような、ひけらかしもしませんよね。
本当にいい人だったり、誠意がある人も、あえていい人アピールなんかせずとも、いざという時に助けてくれたりするものです。
そういう人たちって、自分軸なので、相手をうかがったり相手を取り込むための掴みも必要ないんです。
職場中の付き合いは、ビジネス上と割り切り、ある程度の距離感は必要かなと思っています。
適度なドライ感がある人は、案外、信用できたり根っこが誠実だったりしますよ。
もしかしたら、ただの嫌なやつというオチもあるかもしれないので(笑)、そこは相手の行動を見て察していくしかないです。
最終的には自分の見る目を養う事も大事です。
④行動を起こす人
間違い無いですね!
行動を起こす人には、ついて行って間違いなしです。
あまりに無謀な行動の場合は、注意も必要かもしれませんが・・・
何かを始める第一歩を踏み出すのには勇気が必要です。
そんな時に、真っ先に行動を起こして周りを引っ張っていくようなタイプの人が、ビジネス上の仲間にいると本当に頼りになりますよね。
そんなリーダーがいれば、ついていって一緒に乗っかっちゃいましょう!
仕事のパートナーが変わるだけで、世界が変わる事もあります。
自分自身が、何かに対しての類稀なる才能を持っていたとしても、イマイチ自信が持てなかったり、消極的な性格であったり、考えすぎて計画ばかり立ててしまう性格だったら、なかなか先には進めません。
しかし、自分とはまた違う、行動する能力を持った人に出会っただけで、トントン拍子に物事が進み始めることって、よくありますよね。
行動を起こすのが早い人って、大抵、仕事も早い人がほとんどです。
真っ先に行動を起こす事で、他の人より早くスタート地点に立っているので、結果的に、何をやっても早いという事になります。
先駆者って、そういうタイプから生まれるのでしょうね。
⑤有言実行の人
行動を起こすということにもつながる話しですが、こちらは大事です。
「コール&レスポンスの良さ」と同じくらいに重要なのが、この「有言実行」だと思っています。
私は、社交辞令という文化が少し苦手なんですよね。
ある程度オブラートにする事は社会で必要だと思うのですが、自分が苦手なせいか、社交辞令をする人、しない人の行動がついつい目についてしまいます。(笑)
自分自身、社交辞令を真に受けてしまって恥をかくことも多いです。
「ぜひ、近いうちに、ゆっくりランチでも行きましょう」という相手の言葉をそのまま本気にして、すぐにランチ調整の連絡をしちゃったり。(汗)
「今月がちょっと多忙なので、また連絡しますね!」と、やんわりお断りされましたけどね。
こう聞くと「真に受けるやつってめんどくせえな」って思いますよね。
日本人のビジネスの中での「また近々ぜひ会いましょう」っていうのは、社交辞令の常套句ですから、ここで真に受けて行動起こす側の方が面倒臭い奴になってしまいます。
そもそもそれが間違いなのです。
海外のビジネスでそんな適当なことを言ったら、もう二度と口を聞いてもらえません。
有言実行できないやつだ!で、終わりです。
「口から出まかせを言った方」が悪いのではなく、社交辞令というオブラートな嘘を信じた方が「馬鹿だよね〜」って言われる。これは根本的に間違っているんです。
行動に起こす気がないならば、何も言わなければ良いのです。
「今日は会えてよかったです。ご縁があればまたお目にかかれる機会を楽しみにしています。」
社交辞令は、それくらいの挨拶でいいんです。
そこで少しでも相手に良い印象を与えようとして、「ぜひぜひ!近いうちに〇〇でも行きましょう!」なんて、調子に乗って具体的な事柄をいれてしまうのが良くないのです。
「あれは社交辞令だからサ」なんて、言った本人が気に止めずに、至る所で調子の良い言葉ばかり吐いていると、そのうちただの「有言実行できない人」になります。
具体的な言葉を投げる際は、自分が行動に起こす気持ちがあることだけに留めた方が、信頼を失わずに済みます。
以前に、駐在員として海外の地で働いていた知人が、ビジネス関連のパーティーの席へ行った時のこと。
現地の方(つまり外国人)と意気投合し、「近々バーベキューでもしよう!」って持ちかけたところ、先方と随分と話しが弾んだらしいんですね。
そしたら、そのすぐ翌日にお相手からメールが来て、「いつにする?僕は今週末か来週末なら空いてるよ」って、スケジュール調整の相談をされたらしいのです。
その一連の流れをSNSに投稿した知人。
私は、「いいなあ!私も参加したい」って思わずコメントしそうになったのですが・・・
そこには続々入る、日本人のコメント。
「迷惑だよねぇ!」
「社交辞令を知らないんだよなあ。」
「そんな暇ないっていうの!」
「これだから外国の人は疲れるね。」
などなど、ネガティブな意見ばかり!😱
挙句、当人も「そうなんですよねえ、思いっきり本気にされて迷惑な話しです」と、レスポンス。
いやいやいや・・・
オファーしたのは、ご自身ですよね?!
その続々と続く日本人同士のコメント、そのやり取りにビビってしまって、私は何もコメントできませんでした。(汗)
海外でのBBQパーティーって、商談にベストな場所なんですよ。
たとえ仕事が絡んでなくっても、誘われたらワイン1本片手に、喜んで参加するべき、みんな大好きな行事なんです。
友達同士の企画でスタートしたBBQでも、友達が友達を誘い、その友達がまた知人を連れ・・と、ものすごくいろんな人が集まってきます。
ですから、ビジネス関係で企画したBBQなんて、コネクションの宝庫になるんではないでしょうか。
私も何度かBBQを主催した事がありますが、ごく少数に声をかけても必ず人数は増えるんです。割合的にほとんど知らないメンツばかりになって驚く時もたまにあります。
過去には、映画監督の息子、って人が紛れていたのも驚きました。そういうのが普通に凡人の個人宅や庭に紛れ込んでるのが、海外BBQのびっくりするところです。
また、遊びの席だからこそ、仕事の集いでないからこそ、相手と何の敷居もなく交流できることで信頼関係を築けます。特にBBQはフランクなスタイルでやれますしね!
誘いに乗って損するイベントではないですし、招待を受けたら喜んで参加したいと思う人が多い、社交の場です。それを自分が初動発信した以上、責任を持って行動を起こして開催すべきだと思うのです。
で、その後、その知人はどうなったか。BBQを開催したかどうかというと。
「ごめん、忙しいからまた連絡する」というようなメールを相手に送ったところ、それ以降、連絡が来なくなったそうです。
相手方の気持ちが、察するに余ります・・・
言葉を交わした事は、有言実行であってほしいです。
私自身、社交辞令をすぐに信じてしまうおバカさんであると、先ほど話しましたが、やはり、真に受けて連絡しても大抵はやんわり断られます。
でも、ひとつ気づいたんですよね。
何かのプロジェクトに対して、本当に決裁権を持ってる人は、その場では(相手にとっては)社交辞令だったとしても、こちらが本当にアクション起こすと、すぐに誠意で返ってくるんです。
その辺に社交辞令が転がってたとして、その中でヒットする確率は1割くらいですよ。(笑)
でも、そのヒットは間違い無いです。信用できる人に当たります。
中でもインパクトがあったのが、私が今でも良い交流を保たせていただいてる方との出会い。
あるお世話になった会社へ、挨拶に行ってた時のこと。
その会社の方が、「最近、隣接のオフィスに面白い人が赴任してきたんだよね。ついでだから紹介するよ」と、紹介してくれることに。
取り急ぎ、その人をAさんとしましょう。
Aさんは割とドライな感じの人だったのですが(笑)、少し話す時間が持てたので「こういうことをやりたいんですよね」なんて、雑談をしてたんですよね。
Aさんは「何か力になれる事があるかもしれませんし、また”電話”ください。」と仰って、名刺を下さいました。
通常なら「先日はお会いできて光栄です」など、Aさんにメールするところなんですけど、「電話」って言われたものだから、マジで電話しちゃったんですよ、私。しかも翌日に。(笑)
電話の向こうのAさんの声も(忙しいんだけどなあ)のような、無表情で淡々としてた気がしたので、
「本当に電話しちゃったんですけど、取り急ぎご挨拶だけですんで!」
(心の中でテヘペロ!)みたいな感じで、慌てて終話しようとしたところ・・・
「あなたの言ってたプロジェクトに力を貸すとしたら、〇〇会社に先に交渉して、そこの許可がクリアーになれば、協力できるんだけどね。うちの会社の名前を出していいよ、もしあなたが交渉できるなら。」
と、Aさんが仰ったのです。
私の社交辞令を真に受けただけの挨拶電話に対し、「そうですね、またいずれ」などという曖昧な受け答えではなく、先日の「雑談」について、実現の可能性と条件を具体的に示してくれたのです。
私はそのすぐ後に、その指定会社に連絡しまして、翌日には「前向き」の連絡を頂き、アポイントメントを取り付けることができました。そして、Aさんに報告。
「よし!わかりました。連絡します。」
簡潔にそれだけ言うと、Aさんは電話を切ったのですが・・・
その3日後くらいだったですかね。本当にすぐ、すぐ!ですよ。
「〇〇社からウチにも連絡がありました。前向きに進めたいと思うので、週末あたりに時間作れますか?弊社で打ち合わせましょう。」
そんな連絡がAさんから来たのです。
あの早さは異常でしたねえ・・
10日くらいで話しが固まったと思います。
Aさんに限らず、社交辞令かもしれない言葉にこちらが馬鹿正直に乗っかっても、ちゃんとそれを投げ返してくれる人も、中にはいるんですよ。
確率としては低いですが、返してくれる方は必ずと言っていいほど、仕事や後々の交友関係、ご縁につながる人であることには違いありません。
それが真意であろうが社交辞令であろうが、言葉を相手に発した限り、責任を持ってくださってる、ということです。
自分にとって悪い出会いのはずがありません。
私も最近では、明らかに先方の社交辞令だろうとわかっていても、その社交辞令を真に受けるようにしてますね。(笑)
こちらが真に受けて動いて相手にされなくっても、自分がちょっと恥ずかしい思いをするだけの話しですから。
その「返し」で相手の誠意が見えるし、有言実行をする人なのかどうなのか、垣間見えますよ。(試すようで性格悪いかも?笑)
「ごめんねー、昨日はつい勢いで(社交辞令)言っちゃったけど忙しいんだよ、また連絡する!」と、残念なレスが返ってきても、その1ヶ月後やら3ヶ月後に連絡がくる、なんて人もいますしね。
社交辞令でも、心が届いた事で相手の気持ちを動かせる事もあります。
純真な心でぶつかると誠意がときどき返ってくるようになります。
そういうやり取りを出来る関係性なら、お互いに有言実行ができているということで、将来的に長く信頼し合える関係が続くと思います。
日常的な「小さなあるある社交辞令」でも、その一言が本当に実行された時に相手が受けるインパクトは大きいです。
この人について行きたい!って思うし、この友達は大事にしたい!って思います。
例えば、相手がこんな感じの台詞を言ってきた後に、こんな行動をした場合です。
- 「また連絡するよ。」→ 翌日に連絡アリ!
- 「今度食事でもいきましょう。」→「いついつ辺りどうですか?」と連絡アリ!
- 「またお茶でもしたいねー♪」→ 「お茶の話し、週末はどうですか」と連絡アリ!
- 「また調べておきますね。」→ 夕方「早速ですが、先ほどの件、調べました。」
- 「わざわざお土産ありがとう!またお礼するよ。」→ 律儀にお土産返しあり!
- 「〇〇に住んでるんですね!絶対遊びに行きますよ!」→ 「次の夏休みに〇〇に遊びに行こうと思うんですが・・」と、本当に連絡アリ。
みなさんは、自分が上記のような台詞を吐いた後、「→」後の行動のように、実現できていますか?
私は出来てません。(苦笑)
相手が、上記のようなアクションを起こすと「この人は有言実行する人だ!」と、尊敬してしまうのに、自分じゃなかなかできないんですけどね。トホホ。
大勢で集まった時、ノリで「またご飯したいですねー!」なんて、言い合いますもんね。なんだかんだ、私も社交辞令アリアリですわ。
でも、自分の大事な友人、一緒に仕事をしてみたい人、尊敬する人、興味のある人、交友関係を築きたいと思っている人。
これらの人を目の前にした時には、実行に移せる事しか言いません。
言った限りは、必ず実行に移せるように努力します。
もちろん全て完璧にとは行きませんが・・・
こちらから「こないだの話しですが、いついつとかどうでしょう?」「早速、はじめてみませんか?」と連絡を入れるのも、良いと思います。
相手が社交辞令でも、自分が社交辞令で終わらせないことで、こちらの行動に引き込むという技です。
例えば、誰かに社交辞令で「また会いましょう」適当に言ったとします。
すぐさま相手から律儀にメールが届き、「ぜひ、お茶でもご一緒したいので、ご予定お聞かせください」なんて言われるとしますよね。
ちょっと嬉しくありませんか?私だったら、嬉しいですね。
それでも、前述の駐在員の例にあるように「こちらは社交辞令なのに迷惑だな!」っていう人もいるかもしれません。
でも、それはあくまでその人の性格や環境によるものだと思うので、こちら側からは相手の立場は分かりません。
わからないからこそ、勝手に自分で決めつけて行動しないのは、損です。
自ら、有言実行できる人を探しましょう。
そして、発言した言葉に責任を持つ、実行できなくても誠意を持って対応し、いつか実行できるような、有言実行できるような人間を目指しましょう
20代女子も、有言実行してます!
最近で感動したのは、20代前半の女性とお仕事した時。
彼女は、ある現場のマネージメントをしていました。
仕事仲間で「これから打ち上げに行こう」という話しになったのですが、事務仕事の関係上、彼女だけはオフィスに戻る必要があったんですよね。その時点で20時を回っていました。
私たちは「ここで打ち上げやってるので、時間があればぜひ!」と、一応、彼女に声をかけました。
「行きたいですね!あとで電話しますね!」
そんな返事で、彼女はオフィスへ向かい、我々はバールへ直行。
実は、私たちの全員が「テキストメッセージで、ごめんって連絡くるだろうなあ」って思っていたんです。
「行きたい」とは言ってたけども、だって、そんな遅い時間に一仕事を終えた後に、再び仕事相手とは飲みたくないですよ。社交辞令だろうなあと誰もが思ったのです。
たからと言って、その場にいる仕事仲間に声をかけないのは良くありません。自分だけ誘われないというのは、あまり気分が良いものではないですからね。
私たちは、彼女の負担にならない程度に声をかけました。
ところが、夜の22時半頃。
「今からオフィス出ます。まだ場所は移動してませんか?」
と、彼女から電話があったのです。
オフィスから我々がいた場所までは30分はかかる距離。迷いなく到着しても23時過ぎになります。本当に軽く一杯飲んで終わりの時間です。
でも、彼女はちゃんと、打ち上げに来たんです。
嫌々来たんじゃないかな〜と、私も少し心配になったのですが、彼女曰く「だって、せっかく仕事一緒にしたのに!みんなで飲みたいじゃないですか!」って。満面の笑み。
「彼女、素晴らしいわ!」
「信頼できるよね!」
など、皆から大絶賛。
たったそれだけの事、それだけの実行で周囲の心を掴むんです。
彼女は、有言実行だけではありません。
仕事メールのレスも早い!
そして、現場の段取りも良いし、周囲のケアも素晴らしい。
小さな約束でも実行に移す人は、仕事にも表れていると感じました。
まずは小さなことから!「有言実行癖」をつけよう!
どんな小さな事でも実行に移していく事が、周囲の信頼を得る事に繋がります。
「今度一緒に仕事しましょう!」と話し、その一年後に「本当に一緒に仕事してるなんて不思議ですね。」なんて話せたら、幸せなことです。
それは、行動に移せる人間同士が繋がった結果です。
反対に、様々な意見やアイデアを出し、大きな事も語る。だけど、実際には何も行動に起こさない。
そんな方とは、きっとどんな約束しても実現しないんだろうなあ~なんて思ってしまいます。
行動に起こさない人は、
「まだ完璧じゃないから」
「まだ準備が出来ていないから」
「先方の都合が悪いかもしれないから」
などと、何か理由をつけ、ウダウダ言ったままで動きません。
迷っているくらいならば、失敗しようがどうしようが、行動を起こして先に進んだ方がよほどいいです。
そして、誰かと約束したら守る、自分が言った事に責任を持って実行する、そんな人は信用できるし、仕事も成立する事が多いです。
「私も負けずに頑張らねば!」と、こちらのモチベーションも上がります。
有言実行できる人は、友達としても仕事仲間としても信頼できるのではないかな、って個人的にはそう思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます!